GAPファンド

小山 嚴也
研究代表者
関東学院大学

小山 嚴也

Koyama Yoshinari
採択テーマ

ウルトラファインバブル活用による養殖業のサステナブル・ブランディング事業

課題名
ウルトラファインバブル活用による養殖業のサステナブル・ブランディング事業
技術シーズの概要
技術シーズの概要の画像

本学材料・表面工学研究所では、樹脂へのめっき前処理として、ウルトラファインバブル(UFB)と低濃度オゾン水を融合した樹脂表面改質法を考案した。本手法は、消臭にも高い効果を示すことが明らかとなっている。
本手法と高品質なUFBの生成技術とを二枚貝の養殖業に適用することで養殖業の持続可能性を高める。

出荷前減菌処理
https://fukueimarun.com/process/

ビジネスモデル(申請時)

東日本大震災被災地の貝類養殖業者、水産加工業者をターゲットにUFBによるノロウイルス等の抑制、貝毒除去、成長促進、活魚輸送の改良といったサービスを提供するソーシャルベンチャーを立ちあげ、その後、全国の養殖業者等に対して同様の事業展開をはかる。UFBと低濃度オゾンの有効性を訴求するとともに、南三陸の牡蠣のブランディングを行う。

活動計画(申請時)
活動計画(申請時)の画像


貝類へのUFB 低濃度オゾン水及びUFB 低濃度オゾン水の技術を養殖業に適用し、二枚貝養殖におけるノロウイルスや貝毒等の不活性化と除去の実証実験を行い、残存抑制効果を評価する。


貝類養殖業者、水産加工業者に対するヒアリングを行い、 ニーズや課題を抽出する。
また、既存の類似商品、サービスの概要、価格、ランニングコストなどについて調査し、本事業の競争優位性についての検討を行う。

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