IdPについて idp about

IdPについて

イノベーションデザイン‧プラットフォーム(IdP)は、スタートアップエコシステム・東京コンソーシアムに参画する4⼤学(東京⼯業⼤学、慶應義塾⼤学、東京医科⻭科⼤学、東京⼤学)によって⽴ち上げられ、コンソーシアム内の様々な外部協⼒機関や他のプラットフォームとともに、東京を中⼼とする地域におけるグローバルなスタートアップ・エコシステムの育成・醸成を⽬指します。

 

GAPファンド

GAPファンドとは⼤学発ベンチャー創出のために研究開発資⾦を提供します。事業化を⽬指す起業家候補に試作開発‧試作テスト⽤の資⾦を提供。かつ豊富なメンター陣が起業⽀援することで研究と事業化の間に存在するGAP(空⽩・切れ⽬)を埋めるを促進します。

イノベーションデザイン・ハブ(IdHub/IdLab)

IdPでは起業環境の整備を行なっています。
東京工業大学では田町キャンパスCIC(キャンパスイノベーションセンター)の2階ワンフロア全てを使用して、イノベーションデザイン・ハブ(IdHub)を構築します。IdHubには専用ブース(5箇所)、コワーキングスペース、会議室、オンラインミーティング用モジュール、イベントフロア、コミュニティマネージャオフィス、産学連携オフィスを整備します。将来的にはさらに3階、4階まで拡張し、一体化されたインキュベーション・アクセラレーション施設としての機能を発揮します。
慶應義塾大学はGAPファンド採択チーム間や外部機関との有機的な相互作用を促進する事を目的とし、慶應義塾大学病院の一部を信濃町イノベーションデザインラボ(IdLab)として整備します。病院内という立地を生かして、IdPの対象領域の中でも特に医工連携を中心とした拠点として推進する事により、慶應義塾大学の強みを生かしつつIdP内の他機関や他プラットフォームと連携することが可能になります。
東京医科歯科大学では、イノベーションパーク(TIP)内に、プラットフォーム内の複数の機関の研究者/学生が共創の場として利用できる専用コワーキングスペース(36平米のスペースを想定)を確保します。
これらの拠点を連携させながらスタートアップ支援を展開していきます。

イノベーションデザイン・スクール(IdSchool)

IdPでは、起業支援・指導人材の育成のためにイノベーションデザイン・スクールを設置しています。IdSchoolでは今年度はまず起業家を支援・指導する人材を育成することを主目的として、専門的で高度な知識の習得が行えるような講座を開設します。同時に、GAPファンド採択案件への伴走支援に他の専門家と一緒に参加することで支援経験から学ぶことで成長します。

スタートアップ・エコシステムの構築

IdPは東京コンソーシアムとともに、スタートアップ・エコシステムの構築に取り組んでいます。スタートアップ・エコシステムには、スタートアップを立ち上げるチームをはじめ、様々なアクターの参画と機能の実装が必要です。そのためには体制の整備と自律的な活動の両方がうまくつながっていくことが重要です。さらに、コミュニティの形成、文化の醸成といった深いつながりも必要です。
IdPでは、プラットフォーム内外でアクターのネットワークを拡大し、コミュニティの形成に取り組み、大学を超えたつながりを拡大していきます。