イノベーションデザイン機構長
環境・社会理工学院
教授
イノベーションデザイン機構(Id機構)は「世界を変える大学発スタートアップを育てる」をビジョンとして、スタートアップの創出支援、東京科学大学認定ベンチャーの支援、起業環境整備、地域連携、アントレプレナーシップ教育との連携、技術経営教育との連携、他大学など外部機関との連携等、Science Tokyoからのスタートアップ創出に関する活動を一括して担う組織です。
「大学は、学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するものとする。」とされています。大学が社会の発展に寄与しようとする取り組みの中で、スタートアップ創出という形態には多くの潜在的な可能性があると思います。本学は特にその可能性が大きいと思います。
この可能性を開花させ、世界をより良いものにしていくことにId機構は貢献します。
イノベーションデザイン機構は、2022年4月に東京工業大学研究・産学連携本部ベンチャー育成・地域連携部門を廃止し、発展的な組織として同本部の下に設置されました。
そして、2024年10月、Science Tokyoが設立されるにあたり、東京医科歯科大学での活動も含めた、スタートアップ創出に関する活動を一括して担う組織として、改めて設置されました。
また、2021年度に本学が主幹となって実施したJSTのプロジェクト(社会還元加速プログラム・SCORE・大学推進型・拠点都市環境整備型)であるIdP(Innovation design Platform)の成果等を機構は継承しています。