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村上 陽一

研究代表者

村上 陽一 教授

科学技術創成研究院
ゼロカーボンエネルギー研究所

課題名

共有結合性有機骨格の社会実装に向けて不可欠な材料生成スケールアップ基盤の確立

技術シーズの概要

共有結合性有機骨格(COF、コフ)という近年急速に研究が活発化しているが産業化が未達成な「高い機能デザイン自由度、耐熱性、環境親和性」を合わせもつ新世代の材料系の社会実装に向けた研究を行う。COFはその多くのユニークな特長から環境・エネルギー分野から医療分野にわたる極めて広範囲な応用が提案されており、今後様々な分野期待される材料である。

事業仮説(申請時)

COFという新材料系の応用評価を行える量、安定かつ均質に生成する能力を確立し、COFに興味を頂く企業・国公立研究機関などに、検討用材料として販売。または、国内試薬メーカーに合成のライセンシングまたはOEM販売するビジネスモデル。

活動計画(申請時)

2022年10月-2023年6月で主に以下の研究を行う。
・1~100 gのCOFの生成のスケールアップが、安定かつ均質に可能であるか検証
・選定した候補原料を用いてCOF生成の試行を行い、安価な原料を用いてCOFが生成(大量生成)可能かどうか検証

(2022.10月時点)