起業を目指す方へ be a successful entrepreneur

雨宮 智宏

研究代表者

雨宮 智宏 准教授

工学院

課題名

フォトニックワイヤボンディングを核とした次世代光電融合デバイス開発の事業化

技術シーズの概要

独自開発した世界最高屈折率の三次元描画用樹脂(特許出願済)。これを用いて、フェムト秒レーザーによる3次元描画を行うことで、光閉じ込めの強い三次元ポリマー細線を形成することが可能となり、高集積な光電融合デバイスにおける接続技術の実現が期待できる。

事業仮説(申請時)

ミラーやレンズの代替として、フォトニックワイヤボンディングによる3次元ポリマー細線を生成することにより、顧客企業のペインを解消し、小型でありながら超広帯域化の実現した次世代光電融合(次世代CPO)デバイスの開発を目指す。これにより、CPOデバイスや光トランシーバを扱うクラウド・コンテンツ事業者や通信サービス事業者の課題を克服する。

活動計画(申請時)

  1. 各種コンポーネントを、ファウンドリに外注、それらに対して、後工程を考慮したデザインルールを確立するとともに、実際の素子間接続を行い、性能を評価する。(2024年10月〜2025年6月)
  2. 空間位相変調器やデジタルミラーデバイスを用いることでマルチビーム化を行い、一度の挿引で複数の樹脂細線を同時に描画・形成する技術を開発する。(2025年2月〜2025年6月)
  3. GTIE採択を目指す。(2025年1月)