起業を目指す方へ be a successful entrepreneur

上野 隆史

研究代表者

上野 隆史 教授

生命理工学院

課題名

細胞内精製反応による革新的タンパク質製造プロセスの確立と実証

技術シーズの概要

従来の煩雑な工程を不要とする世界初の細胞内タンパク質精製技術
以下の三点を特徴とする
① 細胞内結晶化を活用した標的タンパク質の固体材料化
② 異種酵素の細胞内結晶化を通じたハイブリッド結晶による多段階反応系の構築
③ 細胞内結晶を用いた補酵素合成と標的酵素反応の高活性化

事業仮説(申請時)

ビジネスモデルとしては、⑴.Protein Crystal Material(PCM) 製品の製造販売、⑵. PCM により産出される化学品の製造販売、⑶.酵素製造 R&D サービスまでを行う。将来的には、酵素等のタンパク質を精製・利用する企業すべてを顧客対象とした事業を展開する。

活動計画(申請時)

  • 【検証内容の具体課題特定】「標的タンパク質製造の最適化検討」を通して、次の段階でのスケールアップや事業化に向けた課題を特定
  • 【ユニコーンへ向けた具体的協業】「既存技術の代替ハードル」を突破できる可能性として、「新規酵素や薬剤の製品化を見据えた開発」に賛同する協業企業の獲得
  • 【次のステップ資金の獲得】 大型長期グラントの応募、採択
  • 【リスク管理】 スケールアップ時に発生し得るリスクを最小化に抑える検証、ならびに最適化プロセスを確立

*本事業は、東京都の”多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(Tokyo SUTeam)”に採択され実施しています。