ベンチャースタジオは、若い才能や情熱、志を持つ人々に投資し、新しい事業を次々と生み出す起業家を育成しています。
ハリウッドの映画スタジオが連続して映画を制作するように、社内外から集まった事業アイデアに対して、各分野の専門家がビジネスプランの作成からプロダクトの開発、量産、グロースまでのサポートを提供します。社会の既成概念を塗り替える革新的な事業が次々と生み出せる仕組みです。
ゼロからスタートアップを立ち上げる経験を持つメンバーが、資金提供だけでなく、事業開発やデザインエンジニアリングなどの面でも一緒に事業を作り上げています。また、大学発スタートアップの支援経験を持つメンバーがいるため、初めての起業でもリスクを抑えながら事業に取り組むことができます。
東京科学大学イノベーションデザイン機構
STVSエグゼクティブディレクター/ エヴァンジェリスト 長尾氏が語る
※2024年7月の動画です
1.
起業やスタートアップ等の
知識がない
大学・大学院で研究を続けながら事業創造に挑戦したいが、何からはじめてみれば良いのかわからない。
2.
研究を社会実装したいが
相談できる相手がいない
自分の研究やテーマで社会課題を解決を目指してインパクトのある新規事業を生み出したいが相談できる仲間がいない。
3.
起業する仲間や
経営するチームがいない
事業アイデアはあるが、起業するチームや経営者がいない。
起業フェーズ
STUDIOで
企画・検証・開発してから起業
創業して
VCファンド
から調達
「テクノロジー」のイノベーションではなく、
むしろ「社会の変え方」のイノベーション。
サプライサイドからディマンドサイドの視点へ。
イシューから「インパクト」へ。
優れた理想を設定し、理想と現状のギャップによって新たな良い問いを生み出し、インパクトを提示することで人々を巻き込みながら社会課題を解決していく。
Science Tokyo Venture Studio Way
コレクティブインパクトの実践として、技術・研究発想ではなく社会課題から探索するプログラムを実施します。
これが、東京科学大学ベンチャースタジオプログラム(Science Tokyo Venture Studio Program)です。様々な分野の有識者と社会課題の解決策を議論し、新しい事業アイディアを創発していきます。
Science Tokyo Venture Studio Executive director / Evangelist
長尾 昂
京都フュージョニアリング 共同創業者&取締役会長
2019年に日本で初めての核融合スタートアップ 京都フュージョニアリングを設立し、代表取締役に就任。累計130億円超の資金調達、120名以上の採用、英・米子会社の設立などを推進。核融合の産業化を提唱し、政府戦略の立案にも貢献。KF社で培ったノウハウによりスタートアップ支援やアントレプレナー教育などにも活動の幅を広げている。
同社設立以前は、Arthur D. Little Japanにて新規事業の戦略コンサルティングや、エネルギースタートアップのエナリス社にて、マザーズ上場や資本業務提携を主導。京都大学 修士(機械理工学)。夢は、技術で産業を創ること。
Science Tokyo Venture Studio Program director
及部 智仁
quantum 代表取締役社長 共同CEO / 東京科学大学イノベーションデザイン機構 特任教授
文部科学省 アントレプレナーシップ推進大使
世界トップクラスのベンチャービルダーを目指すスタートアップ・スタジオのquantumを博報堂グループで創業。創業以来、大手企業と新規事業開発、カーブアウトの組成、ハンズオン支援を経験。電気通信大学の技術を活かしたスポーツデータ×機械学習を専門とするSPORTS AIを資金調達をして創業。デジタル広告会社に事業売却。近著に「みんなのスタートアップ・スタジオ(日経BP)」を監修・解説。文部科学省アントレプレナーシップ教育大使に就任。東京工業大学大学院修士(技術経営、研究科長賞受賞)。
Science Tokyo Venture Studio の挑戦にあたって
辻本 将晴
東京科学大学イノベーションデザイン機構 機構長
「Science Tokyo Venture Studio(STVS)」は、サイエンスへの強い探求心を持つ科学大生によるディープテックスタートアップの創出を目指すプログラムです。
Science Tokyoでは、旧東工大において2021年を「スタートアップ元年」と位置づけ、大学の研究成果やアイディアを社会に役立て、新たな価値を生み出すスタートアップの創出に取り組んできました。2022年度学勢調査(旧東工大)では、起業に関心のある学生が4割を占めるなど起業に対する意識は高まっています。Id機構の起業支援プログラムにも、意欲ある学生がチャレンジし、実際に起業する例も出ています。一方、ディープテックスタートアップへの挑戦は依然としてハードルが高いままです。
STVSは、ディープテック・スタートアップ成功の鍵となる"課題の設定"に焦点を当てています。"世界を変えるために真に解決すべき課題は何か。"プログラム前半のアイディエーションでは、様々な分野の有識者の方々と意見を交わしながら、この問いに取り組みます。学生の皆さんの視座が上がり、見渡す世界が広がる機会にしたいと考えています。
STVSが、科学大生の皆さんの持つ可能性を引き出し、世界を変える挑戦に踏み出すきっかけになること、そして実際に、このスタジオから大きく成長するディープテックスタートアップを生み出し、世界をより良く変えていくことを目指しています。
<東工大生限定> 特別三者会談のお知らせ
国内民間企業初のロケット打ち上げに成功した
インターステラテクノロジズ 代表取締役CEO稲川貴大氏に聞く
稲川 貴大 氏
インターステラテクノロジズ株式会社
代表取締役 CEO
2010年 東京工業大学 工学部 制御システム工学科 卒業
2013年 東京工業大学 大学院 機械物理工学専攻 修了
長尾 昂 氏
Science Tokyo Venture Studio
エグゼクティブディレクター/
エヴァンジェリスト
京都フュージョニアリング株式会社
共同創業者 取締役会長
及部 智仁
Science Tokyo Venture Studio
プログラムディレクター
quantum 代表取締役社長 共同CEO
東京科学大学イノベーションデザイン機構 特任教授
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