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2026年9月19日

【開催報告】2026 東京科学大学 認定ベンチャー称号記 授与式

日時2026年 9月17日(水)14:00-16:30

2026年9月17日、イノベーションデザイン機構は、「東京科学大学認定ベンチャー称号記 授与式」を田町キャンパス INDEST で開催しました。2026年1月に国際卓越研究大学として認可を受けてからは、初めての授与式となりました。

(東京科学大学認定ベンチャー称号記授与式 ご出席のみなさま)

本学では、大学の研究成果や人材を活用するベンチャー企業に対し、社会的信頼やネットワーク形成を後押しする制度として「東京科学大学認定ベンチャー(Science Tokyo Venture)」を設けています。今回は、2025年9月から2026年8月までに認定を受けた企業(全18社)を対象に、各ベンチャーの挑戦を称えるとともに、ベンチャー同士、協賛企業様との交流機会を提供しました。当日は全16社がご出席、協賛企業3社からもご臨席を賜りました。

開会挨拶

冒頭では、田中雄二郎学長が登壇。東京科学大学が理工学と医歯学それぞれの知を融合し、社会とともに新たな価値を創造していくという使命のもと、スタートアップの創出・支援を大きな柱の一つと位置づけていると語り、支援者への感謝と共に、認定ベンチャーに祝辞を述べました。

「本学は、今年1月に国際卓越研究大学として正式に認定を受けました。本日の授与式は、認定後、初めて迎える称号記授与式です。世界最高水準の研究大学を目指す本学の新たな歩みの中で、皆様とこうしてお祝いの場を共にできますことを光栄に思います。大学から生まれるベンチャーは、研究の成果を社会に実装し、未来を形づくる力を持っています。皆様には、どうか誇りを持って、これからも挑戦を続けていただきたいと思います」

(左上 田中学長、左下 長尾特任教授、右上 古川理事、右下 木村機構長)

Id機構紹介・特別講演

続いて、イノベーションデザイン機構 木村英一郎機構長が登壇し、機構の紹介とご挨拶を行い、また本学SU教育機構の長尾昴特任教授による講演が行われました。

長尾氏は京都大学大学院修了後、コンサルティングやベンチャー上場推進を経て2019年に京都フュージョニアリングを創業。代表取締役社長として累計130億円以上の資金調達、海外5カ国へのグローバル展開を実行し、現在はスタートアップ支援・カンパニークリエイションに従事するとともに文部科学省の委員なども務めています。2026年9月からは本学の特任教授として、スタートアップ教育機構の教育プログラム開発に携わり、自身の経験を踏まえたスタートアップ教育・起業支援について講演しました。

三機構の取り組み紹介・協賛企業ご挨拶

本学で産学連携を担う三機構、産学共創機構、医療イノベーション機構、イノベーションデザイン機構から、それぞれの支援活動が紹介されました。

(左上 辻本機構長補佐、左下 油原URA、右上 塩田機構長補佐、右下 松浦室長)

  • 産学共創機構(塩田機構長補佐):機構の取り組みを紹介
  • 医療イノベーション機構(松浦特任教授):機構の取り組みを紹介
  • イノベーションデザイン機構(湯原URA):INDESTの役割や大学発ベンチャー支援の全体像を紹介

また、日頃より本学の産学連携活動を支援いただいている協賛企業様からもご挨拶いただきました。三菱地所株式会社からはイノベーション・ワークプレイス事業部 部長 島田映子様、株式会社みらい創造インベストメンツからは取締役 金子大介様、株式会社クレスコからはDXビジネス事業部 シニアサービスマネージャ 荒川絵美様にご登壇いただき、それぞれの立場から本学のスタートアップ・エコシステムへの期待が語られました。

(左上 金子氏、右上 荒川氏、右下 島田氏)

認定ベンチャーピッチ

続いて、このたび認定を受けたベンチャー各社による1分間ピッチが行われました。生成AI、農業、医療、ライフサイエンスなど多彩な分野の研究成果を活かした事業が紹介され、会場には各社の紹介ポスターも掲示されました。

クロージング挨拶

授与式前半の締めくくりとして、古川哲史 理事・副学長(イノベーション担当)が登壇。本日称号を授与された認定ベンチャー各社への祝意を述べ、次のように語りました。

「大学発の挑戦は、大学だけで成し遂げられるものではありません。産業界、投資家、支援機関の皆様と力を合わせてこそ、研究の芽は社会に根を張り、大きな成果へと育ちます。本学は現在、産学共創機構、医療イノベーション機構、イノベーションデザイン機構の三機構が連携する体制を整え、研究成果の社会実装を全学的に推進しております。それぞれの強みを持ち寄り、シームレスに支えていくことこそ本学の強みと考えています」

フォトセッション・記念撮影

休憩をはさみ、全員での集合写真、続いて認定ベンチャー各社と田中学長・古川理事との記念撮影を行いました。

ネットワーキング

会場のレイアウトを変更し、認定ベンチャー各社、協賛企業、大学関係者でのネットワーキングを実施。会の最後には、イノベーションデザイン機構 辻本将晴 機構長補佐 が登壇し、閉会のことばを述べました。辻本教授は、参加者への感謝と、起業家同士の良い出会いへの期待を伝え、自身の取り組みとして、イノベーションデザイン機構とINDEST、さらに今年7月に設立された「スタートアップ教育機構」について紹介しました。

「東京科学大学では認定ベンチャーが続々と増えていますが、これまでの取り組みだけでは十分ではないところに我々はいます。国際卓越研究大学の認定を得たことを機に、大学としてもさらに力を入れて成長支援を進めていきます。認定ベンチャーの皆さんには、互いを仲間とするコミュニティ意識を持って大学を応援していただくと同時に、必要に応じて大学の仕組みや資源を活用して、自社の成長につなげてほしい。実際に会社を経営されている皆さんこそ、多くの困難を乗り越えてきた、最も優れた存在です。これからのスタートアップ教育では、皆さんのような経験者の話が学生にとって何より説得力を持ちます。ぜひ、学生が話を聞きたいと思うような、成長した起業家になってください。私たち教員は、そうした起業家と学生をつなぐ役割を担っていきますので、長くご協力をお願いします」

おわりに

国際卓越研究大学としての新たな一歩を踏み出した東京科学大学にとって、本イベントは大学発ベンチャー支援のさらなる広がりを象徴する機会となりました。今後もId機構は、認定ベンチャー制度を通じて、研究者、起業家、そして協賛者のみなさまと共に、スタートアップ・エコシステムの発展に努めてまいります。本学認定ベンチャー称号を取得されたみなさま、おめでとうございます。またご参加のみなさま、お力添えいただきましたみなさま、誠にありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

協賛企業

  • 三菱地所株式会社
  • 株式会社みらい創造インベストメンツ
  • 株式会社クレスコ

東京科学大学認定ベンチャー

「東京科学大学認定ベンチャー」の企業一覧表PDFはこちら

(写真撮影:SU推進課ほか、司会進行・テキスト:URA ・URA 小川由美子