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2026年7月3日

開催報告|STGF2025 DEMODAY

日時2026年 6月25日

開催報告|Science Tokyo GAP Fund Program 2025 DEMODAY

2026年6月25日、CIC Tokyoにて「Science Tokyo GAP Fund Program 2025 DEMODAY」を開催しました。Science Tokyo GAP Fund Programとは、世界を変える大学発スタートアップの創出を目指す本学独自のGAPファンドプログラム(芙蓉みらいGAPファンドプログラム・東京科学大学基金「研究者スタートアップ支援」)です。

当日は、2025年度に採択された精鋭の研究者5名が、9ヶ月間のアクセラレーションプログラムを通じて磨き上げた技術シーズの事業化に向けた成果を発表しました。会場には事業会社、投資家、起業家など多くのステークホルダーが集まり、ハイブリッド形式で白熱した議論を交わしました。

オープニング

本学 古川 哲史理事・副学長(イノベーション担当)より、開会の挨拶を行いました。

古川理事・副学長は、本学が国際卓越研究大学として「善き未来を創造する」というミッションを掲げ、大学発スタートアップの創出を通じて日本経済の成長に貢献することの重要性を強調しました。また、本プログラムが単なる研究開発の支援にとどまらず、ビジネス経験豊富なメンターからの伴走支援機会を設ける重要な取り組みであると述べ、登壇者への期待を寄せました。

ピッチセッション

プレゼンテーションでは、各チームが技術シーズの革新性に加え、事業化に向けた想定顧客、ビジネスモデル、資金調達など、社会実装を見据えた具体的な構想を発表しました。

登壇者

  • Mahfuzul Islam 准教授(工学院) True Random Number Generator (TRNG) for Next-generation Secure Computing
  • 小野 公輔 准教授(理学院) 「低コストで⼤量⽣産可能な分⼦性アンモニア吸着材でアンモニア貯蔵流通システムを改⾰」
  • 荒井 慧悟 准教授(工学院) From Ocean Sensing to GPS-Denied Navigation
  • 安井 伸太郎 准教授(総合研究院) 【LiBra】Never-flammable Solid Lithium-ion Battery for AI-Data Center
  • 黒田 公美 教授(生命理工学院) / プレゼンター:山本 藍子 EIR 「Enjoy Parenting by Baby Sensing Commercialization of SciBaby」

各プレゼンの後には、ベンチャーキャピタリストをはじめとするコメンテーターから、既存技術との差別化、ビジネスモデルの解像度向上、量産化の壁、グローバル展開の戦略など、事業化に向けた鋭い質問や具体的なアドバイスが飛び交いました。

共同事業者様およびコメンテーターの皆様

芙蓉総合リース株式会社 ビジネスクリエーション部 主任 青木 隆生 様
芙蓉総合リース株式会社 ビジネスクリエーション部 坂口 令 様
株式会社みらい創造インベストメンツ 代表取締役社長・マネージングパートナー 岡田 祐之 様
株式会社みらい創造インベストメンツ 取締役/共同創業者・マネージングパートナー 金子 大介 様
アント・イノベーションズ株式会社 代表取締役パートナー 水本 尚宏 様
インキュベイトファンド株式会社 ゼネラルパートナー 村田 祐介 様
インキュベイトファンド株式会社 アソシエイト 岩崎 遼登 様
Beyond Next Ventures株式会社 執行役員・パートナー・投資部 部長 橋爪 克弥 様
株式会社Global Hands-On VC 創業者・マネージングパートナー 安永 謙 様
NV Ventures株式会社 代表取締役社長 前田 信敏 様
みやこキャピタル株式会社 代表取締役社長 三澤 宏之 様

総括コメント・表彰式・クロージング

全プログラム終了後、オーディエンスからの投票と審査員の評価に基づき、BEST AWARDおよびAUDIENCE AWARDが選出されました。表彰式に先立って、大嶋 洋一 執行役副学長(産学官・地域連携担当)、飯田 香緒里 副学長(医療イノベーション担当)より総括が行われました。

大嶋執行役副学長は、ナレッジのクリエーションからバリューのクリエーションへ踏み込むことの重要性を指摘し、顧客は誰か、なぜその技術でなければならないのかをさらに突き詰めて事業を構築してほしいと激励しました。

飯田副学長は、各プロジェクトの学問的およびビジネス的な広がりの大きさを称え、ビジネスサイドからのアドバイスが、アカデミアにとって貴重な気づきを生んでいると述べました。

表彰式では、木村 英一郎機構長から、イノベーションデザイン機構が本学のVisionary Initiativeによって創出される研究成果を大学発スタートアップという形で社会実装の加速に努めることをあらためて宣言し、受賞者にはトロフィーが授与されました。

  • BEST AWARD: 小野 公輔 准教授
  • AUDIENCE AWARD: 黒田 公美 教授

最後に、辻本 将晴 機構長補佐は、MIT等の海外トップ大学との比較を交えつつ、本学の技術レベルは世界トップクラスと遜色ないものの、社会実装に向けた実践教育やシームレスな資金支援の接続に課題があるなど、さらなる強力なスタートアップ・エコシステムの構築に邁進する決意を語り、盛会のうちに終了しました。

まとめ

今回のDEMODAYでは、各研究チームが技術の社会実装に向けた現在地を確認し、産学の有識者から多様なフィードバックを得る貴重な機会となりました。本学は今後も、ディープテックの事業化と、研究者・起業家・投資家がつながるエコシステムの構築に力を注ぎ、「世界を変える大学発スタートアップ」の創出に向けて挑戦を続けていきます。現地およびオンラインでご参加いただいた皆様、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

開催概要

主催 :東京科学大学イノベーションデザイン機構
協賛 :芙蓉総合リース株式会社・株式会社みらい創造インベストメンツ
会場 :CIC Tokyo(東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15F)

プログラム

17:00-17:05:オープニング
17:05-18:50:ピッチセッション・講評
18:50-19:00:表彰式・クロージング

(テキスト URA 藤井 武郎・尾池 祐偉/ 事務局 瀬田ユリ子・Venture Café Tokyo)

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