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本田 雄士

研究代表者

本田 雄士 助教

科学技術創成研究院

課題名

バイオ医薬品開発を⽬的とした新規薬物送達システム(DDS)技術の社会実装

技術シーズの概要

ポリフェノール導入高分子と金属イオンを基盤としたナノテクノロジーを用いた薬物送達(ドラッグデリバリーシステム、DDS)技術によって、生体分子などの治療分子の活性の向上と副作用の低減の両方の達成を狙う。本DDS技術は様々な治療分子を水中で混ぜるだけで搭載できる上に、あらゆる組織を標的化できるポテンシャルを持っており、既存のDDS技術では効率的送達できなかった組織への分子送達を可能とするプラットフォーム技術となりうる可能性を持っている。

事業仮説(申請時)

ビジネスモデルとしては、本シーズを保有するスタートアップから製薬会社などの顧客に技術提供を行うのと同時に、自社パイプラインの構築を行うことで、技術の市場価値の最大化および迅速な治療薬開発を目指す。

活動計画(申請時)

  1. パイプライン候補を本送達システムに搭載し、その活性に関して評価が終わっていること
  2. 新規パイプライン候補の探索・検討
  3. 具体的な知財・経営戦略の確立
  4. ギャップファンドなど公的開発資金の獲得

*本事業は、東京都の”多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(Tokyo SUTeam)”に採択され実施しています。