2025年3月11日
日時2025年 3月5日(木)15:20-18:00
TokyoTech GapFund Program 2024 年度末報告
2025年3月5日、東京科学大学田町キャンパスINDEST4Fで、TTGF2024 年度末報告会を実施しました。
TTGF2024に選出された6名の研究者が、研究成果の社会実装を目指し、事業化の進捗を報告いたしました。本プログラムは、芙蓉総合リース、みらい創造インベストメンツ、東京都Tokyo SUTeam事業の支援を受け、産学連携を通じた革新的な技術の実用化を推進しています。
当日は、同会場で「社会変革チャレンジ賞」成果報告会(10:00-12:00/13:35-15:10)、ランチョンミーティング「知財にかかる勉強会」(12:20-13:25)も開催しました。社会変革チャレンジ賞採択者をはじめとするイノベーションデザイン機構のスタートアップ支援をうける教員のみなさま、学生、メンター、関係者のみなさまにもお集まりいただき、熱気に満ちた一日となりました。
波多野睦子 理事 メッセージ
波多野理事は、新大学のビジョンに基づく大学発スタートアップへの期待を述べ、採択者の取組を讃えました。またScience Tokyoのスタートアップ創業を目指す研究者への期待が高まり、6月のDEMO DAYに向けた更なる発展が求められている、と採択者へのエールを送りました。
プレゼンテーションでは、以下のポイントにもとづき整理、発表いただきました。
発表のち、アドバイザーからは、各プロジェクトに対して、今後に向けたフィードバックが提供されました。次のステップに進むための具体的な改善点や事業戦略の強化ポイントが議論され、チーム間での知見共有も行われました。
自身のプロジェクトのみならず、それぞれのチームの迎えた段階を知り、浮き上がってきた課題について共有することで、プロジェクト促進、モチベーションの向上にかかる相乗効果を図りました。次のステップについては、各プロジェクトの技術検証の継続、市場調査の深化、事業計画の具体化、外部資金獲得に向けた準備、産学連携の強化についてなどが、あがりました。質疑では、製品化までのタイムライン、市場ニーズの検証方法、競合技術との差別化、知財戦略の具体化、グローバル展開構想などについての言及もあり、プロジェクトに寄せられた期待の大きさが伺えました。
技術の事業化は研究者一人では難しく、チーム形成や市場ニーズの理解が重要です。現在の世界経済では大学発ベンチャーが牽引役となっており、2~3年後の創業、10年後の世界的なスタートアップを目指してください、と採択者の健闘をたたえました。
本中間報告会では、研究チームが技術シーズを事業化するための進捗を報告し、多様な視点からのフィードバックを受けました。6月のDEMO DAYに向けて、さらにブラッシュアップを図り、実用化・創業を目指していきます。ご参加のみなさま、関係者のみなさまには深くお礼を申し上げますと共に、引き続きよろしくお願いいたします。東京科学大学イノベーションデザイン機構は、今後も、産学連携をさらに深化させ、各プロジェクトの実用化・事業化に向けた支援を強化してまいります。
■TTGFキックオフ(9月)の様子は、こちらから!
開催日時: 2024年3月5日(水)15:20‐18:00
会場: INDEST4F
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