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重松 圭

研究代表者

重松 圭 特定助教

総合研究院 フロンティア材料研究所

課題名

電場駆動マルチフェロイック材料による超低消費電力デバイスの実現

研究の概要

電流ではなく電圧のみで磁化を反転できるマルチフェロイック材料の薄膜合成技術と、これをナノドット化する独自の加工プロセスを開発している。従来の磁気メモリは電流駆動に伴うジュール熱損失を原理的に避けられないが、本材料は室温・電場印加のみで磁化を反転でき、メモリ素子に近い190 nmのナノドットにおいてその動作を実証した。材料合成からナノ構造化、素子評価までを一貫して行える体制を活かして、超低消費電力磁気メモリに向けた材料・プロセス・デバイスの基盤技術の構築を目指す。

研究成果の事業化によって成し遂げたいビジョンや思い

マルチフェロイック材料は「電流を流さずに磁化を制御できる」というメモリ動作としての原理的な優位性を持ちながら、材料の限定性とプロセスの難しさから、実用の選択肢には上がっていなかった。本プログラムでは材料からデバイスまでの技術基盤を確立し、増大する情報機器の消費電力に対する現実的な解として提示する。幅広い企業との対話を通じて用途と要求仕様を見極め、事業モデルの仮説検証を進め、事業化を目指す。

関連ウエブサイト

東京科学大学 総合研究院|東研究室

キーワード

マルチフェロイック材料/電場印加磁化反転/低消費電力メモリ/ペロブスカイト