2026年1月21日
日時2026年 1月6日(火)-1月9日(金)
2026年1月6日(火)から1月9日(金)にかけてラスベガスにて開催された「CES 2026」に、イノベーションデザイン機構が初めて出展をしました。
『Science Tokyoの教育研究成果から、世界を変える大学発スタートアップを育てる』をミッションに掲げる当機構は、世界で価値を最大化するスタートアップ創出を目指し、グローバルエコシステムでの活動に力を入れはじめています。その一環として、今回は、Greater Tokyo Innovation Ecosystem (GTIE)の協力のもと、世界中のスタートアップ約1,200社が集まるEureka Park内のJapan Techパビリオンにて、当機構が支援する三浦智准教授のデモ展示を行いました。
「Consumer Electronics Show(CES)」は、毎年1月に米国ネバダ州ラスベガスで開催される、世界最大級のテクノロジー見本市です。人類の課題解決に直結する最先端技術が集結する場として、世界150カ国以上からスタートアップだけでなく大企業、投資家などが集まり、次世代のイノベーションを競い合う熱気に包まれます。会期中、ラスベガスの街はCES一色に染まり、4つの展示会場(LVCC、Eureka Park、C-Space、CES Foundry)には、新型コロナウイルスのパンデミック以降最大規模となる14万8,000人超の参加者、4,100社がひしめき合いました。CESは単なる技術展示にとどまらず、社会実装を見据えたビジネスネットワーキングの場としても機能しており、研究シーズをグローバル市場への導入を加速する登竜門として重要性が年々高まっています。
2026年度の注目は「産業AI革命」、フィジカルAIにおいて製造業やインフラ分野といった産業領域へ本格的に適用される急速な大きな構造変化を予期させました。今回の三浦准教授のデモ展示は、このフィジカルAIの文脈でも注目を集めたものと思います。

工学院機械系 三浦智 准教授の研究シーズ、誰でも直感的な操作を実現するコントローラ「iFeel Haptic Device (iFHD)」は、イノベーションデザイン機構が実施する「社会変革チャレンジ賞」「Tokyo Tech GAP Fund Program(現 Science Tokyo GAP Fund Program)」などの学内支援を経て、GTIEエントリーコースに採択されました。
事業化を検討するにあたって、顧客、市場の声を深く、広く知ること、そして将来の顧客を獲得することは極めて重要です。その目的をもって、この世界的な展示会であるCESへの出展に挑みました。
iFHDは、立体的かつ多自由度な速度制御を要するものであれば、ロボットアームやショベルカーなどの重機、内視鏡、ドローンといった幅広いアプリケーションに対応できる画期的なコントローラです。開催期間中、iFHDを使ったロボットアームや小型ドローンの操作のデモ体験を実施し、4日間で世界各国の経営者や技術者、投資家などのべ500名近くの方々にご来訪いただきまして、格別の盛況となりました。CESへの出展で受けた熱気とフィードバックは、今後の本技術シーズの開発と社会実装を加速させる大きな原動力となるはずです。

本技術は、概念実証のために連携協力いただける事業者様を募集しています。
本件に関するお問合せは、venture (at) cim.isct.ac.jpへお寄せください。
※(at)を@に変えてご送付ください
概要
関連リンク
(テキスト URA 藤井武郎・URA 井上葉子)
(写真:URA 藤井武郎・三浦智 准教授 提供)